目次
はじめに
Unity では、インスペクターでの数値入力・文字入力をもっと直観的に行えるようにユーザーにて自由にカスタマイズが可能となります。カスタマイズ方法は簡単で 対象の変数に属性(Attribute)を使用する方法をご紹介します。
Unityを知らない方は、ぜひ こちらの記事 をご参照ください。
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変数に属性を付加する
Range
int、float、long、double など数値をスライダーで変更できるようにするための機能です。
ユーザの入力を助けたり、または開発時に指定してほしくない範囲を制限したりと使い方は色々とあります。また直観的に値を変更できるので非常に便利です。
using UnityEngine;
public class RangeTest : MonoBehaviour
{
[Range(1, 10)]
public int int1;
[Range(0, 1)]
public float float2;
[Range(1, 1000)]
public long long3;
[Range(0, 1000)]
public double double4;
}
Multiline / TextArea
テキストエリアの指定では、Multiline / TextArea の2種類で指定できます。それぞれの違いは 「幅に合わせて自動改行されない」「スクロールバーが表示されない」などの違いがあるようです。
個人的には、TextArea の方が Range属性 の指定と表示位置がそろうので好きです。
using UnityEngine;
public class TextTest : MonoBehaviour
{
[Multiline(5)]
public string multiline;
[TextArea(3, 5)]
public string textArea;
}